MA 「間」展
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1978 年パリでの「間」展では,「間」が複数の言葉に分解され,それら言葉が捉えていたはずの概念にまで一度立ち返ることで,「間」の概念を現在に展示することが試みられた.したがって,それは日本的に見えるものの再現であるいわゆるジャポニズムとは異なり,必ずしも「日本的」には見える必要はなかったし,またそれが目指されたのでもなかった. 今回の「間」展もその方法論の延長線上での試行であり,私に与えられたのは「かがやふ= shadow」という言葉であり,そこで展示されるべき篠田太郎の映像作品であり,ペルシアの旧邸宅の地下のヴォールト空間であった.直接的に想起されたのは,かつてペルシアに起こったゾロアスター教の教えと儀式をもとに成立したとされる(伊藤義教)東大寺二月堂のお水取りであり,その咒師松明の炎だった.篠田太郎の大写しの月(作品「LRTT –Lunar Reflection Transmission Technique」)を中心にして,そこから闇に向かって,大量の光の飛沫が散っていく.その状況を,自然の運行だけを使って実現すべく,外部テラスに風でそよぐ自家製の「彩光花」を7 機据え,そこから移り気にはためく太陽光を,地下空間の闇にまで光ファイバーで導くこととした.
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| No. | 203 203 |
| Title | MA 「間」展 |
| Principal use | Exhibition Exhibition |
| Architectural Design | AOKI Jun, WAKASUGI Riku 青木淳, 若杉陸 |
| Construction | 2024.01 - 2024.12 2024.01 - 2024.12 |
| Location | Tabrīz , IRAN イラン, タブリーズ |
1978 年パリでの「間」展では,「間」が複数の言葉に分解され,それら言葉が捉えていたはずの概念にまで一度立ち返ることで,「間」の概念を現在に展示することが試みられた.したがって,それは日本的に見えるものの再現であるいわゆるジャポニズムとは異なり,必ずしも「日本的」には見える必要はなかったし,またそれが目指されたのでもなかった. 今回の「間」展もその方法論の延長線上での試行であり,私に与えられたのは「かがやふ= shadow」という言葉であり,そこで展示されるべき篠田太郎の映像作品であり,ペルシアの旧邸宅の地下のヴォールト空間であった.直接的に想起されたのは,かつてペルシアに起こったゾロアスター教の教えと儀式をもとに成立したとされる(伊藤義教)東大寺二月堂のお水取りであり,その咒師松明の炎だった.篠田太郎の大写しの月(作品「LRTT –Lunar Reflection Transmission Technique」)を中心にして,そこから闇に向かって,大量の光の飛沫が散っていく.その状況を,自然の運行だけを使って実現すべく,外部テラスに風でそよぐ自家製の「彩光花」を7 機据え,そこから移り気にはためく太陽光を,地下空間の闇にまで光ファイバーで導くこととした.
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